大分では歴史もあり、知名度もあるイベントの1つが、ツールド国東です。
しかも、制限時間が意外とキツくて、休憩込みで8時間。
神仏習合の文化が色濃く残る国東半島を走り抜けます。
2年前に初めてエントリーした時は、あいにくの雨でDNS。
昨年は子どもが産まれたばかりでエントリーせず。(当日ものすごい雨でしたが。。)
ようやく参加できました。
コースは、Aコース。
160km&2,500mアップの、登り成分の多いセンチュリーライドです。
しかも、制限時間が意外とキツくて、休憩込みで8時間。
休憩を除けば、アベ25kmくらいで走らないと厳しくなります。
+++++++++++++++
当日は夜明け前に起き出して、子どもを起こさないようにコッソリと出発。
ツマには感謝を伝えるラインをいれたものの、
『(子どもは)風邪だし、(あなたは)家でジッとしていられない人だから、ちょうど良かった』
との返事。
んっ?なんかトゲを感じるぞ。
子どもが風邪気味で、ツマが疲れているのは分かっているものの、せっかくのイベントですからね。
それには返事をせずに、なるべく早く帰ろうと心に誓う。
+++++++++++++++
出発して、別大国道を走っている時のこと、ふと前回乗った時に、"Di2の充電が少ない"警告がEdge1000に表示されたことを思い出して、思考停止する。
さすがに、160km、しかも山岳コースを走るのにギアチェンジ出来なくなるのは辛すぎるだろう!と思い、急ぎ家に充電コードを取りに帰る。
時間には余裕を持って出たけど、これでギリギリ。
モバイルバッテリーで充電しながら行けないかと思ったけど、端子が合わずに無理。
じゃあ、会場でスタートまで電源を借りようと思って出発すると、クルマの出力端子が目に入る。
iPhone充電出来るんだから、Di2も出来るんでは!?と期待して繋げてみると、、
充電出来とる!!
というわけで、Look695をスパーダに繋げながら会場に向かったのでした。
+++++++++++++++
スパーダからバイクを降ろして、会場で受付け。
参加賞はタオルと、防水スマホケース。
前はオリジナルリュクとかだったらしいけど、ショボくなったね。
開会式があって、いよいよ出発。
二手に分かれる後半組。
出発直後に、右折した橋で集団がストップ。
詰まっているからかなぁと思ったら、なんとミスコースで、前から人が戻ってくる。
誘導がいるはずなのにねぇと思いつつ、正規のルートに復帰。
杵築市内は、沿道の応援も盛んで楽しい雰囲気。
天気もいいし、気持ちいいなぁと思っていると、早速登り区間がスタート。
海岸に出るまでは、ひたすら登り基調のはずなので、抑え気味で登る。
結構ダンシングでゴリゴリ登っている方とかいて、ペースが心配になったり。
キツくはないけど、アップダウンを繰り返すうちに、脚が確実に削られていく感じ。
段々と同じくらいの脚の人達とグループっぽくなって、一緒に走る時間が長くなる。
ほとんど会話はしなかったけど、集団走行は楽しい。
ただ、1人よりもチーム出るまでは参加した方が絶対楽しいことは間違いない。
いつまで続くのかと思うくらい登って、陽も高くなって暑くなってきた辺りで、ランチエイドに到着。
キレイな夕陽で有名な真玉海岸の、粟島神社です。
結構抜かしてきたと思ったけど、先に到着している方がそれなりにいるなぁと思いつつ、ランチを物色。
結構充実していて、嬉しい誤算。
ピザ、アメリカンドッグ、たこ焼き、フライドポテト、豚汁、地元の吉野の鶏めし等、沢山ありました。
コースで提供されるものが違うらしく、Aコースが確実に一番いいそうです。
まだ後半があるので、食べ過ぎないように気を付けて食べる。
しかし、真上からの陽が暑いこと。
天気が良過ぎるのもツライね。
+++++++++++++++
再スタートする頃には、ランチの行列が出来ていました。
早めに着いておいて良かったと思いながら、1人で出発。
後半はひたすら海岸沿いを南下していくのですが、なんせ風が強い。
しかも、それなりにアップダウンもある。
なかなかペースが合う人がいないまま、かなりの距離を走っていたら、いい感じのスピードの集団に抜かされる。
その中に、ランチ前に一緒に走っていた方を発見。
やっぱ同じペースですねぇと、心で呟きながら、ありがたく後ろに付かせてもらう。
そして最後の給水所で休憩。
そこから、また独り旅をしていたら、やっぱり集団に抜かれる。
だったら、給水所で集団がスタートするのを待っていた方が良かったかなと思いながら、やっぱりありがたく後ろに付かせてもらう。
あ、もちろん、先頭を牽くこともしましたよ。
けど、意識が統一されていないのか、先頭を回すっていう状況にはなかなかならなくて、自分から声かけた方がいいかなぁと思う場面もあったけど、レースでもないしなぁと、そのまま雰囲気に流されてみました。
大分空港を過ぎた後は、ライドリーダーのタスキをかけたチームを含む集団とご一緒に。
すごい強い方もいて、スピードにも乗れたので、時間的にかなり助けられました。
+++++++++++++++
そして順調に進んでゴール。
トラブルもなく、制限時間内に走りきりました。
休憩込みで、6時間半くらい。
100kmを超える距離を走ったのが、年明けの西都原エンデューロ以来という状況なので、よく走れた方だと思う。
ゴール後は流れ解散なので、イマイチ終わった感に乏しいよなぁと感じつつも、ゴール地点で写真を撮って退散。
ゴール後は流れ解散なので、イマイチ終わった感に乏しいよなぁと感じつつも、ゴール地点で写真を撮って退散。
来年はおそらく出られないだろうから、いい経験が出来ました。
妻子に感謝!