先週末は峠に行って参りました。
コースはいつもの銭瓶峠。

目的は、パワーとタイムの関係を把握するため。
ヒルクライムでどの程度のパワーを出せば、どの程度のタイムが出るのかを調べたいと。

コースプロファイルのおさらい。
距離が3.8kmで、平均勾配が6.9%。
平坦区間は短くて、基本的に登り基調。

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1本目は、深く考えずに突入。
根拠なく250Wを割り込まないように気を付けようかな、と思っていた程度。

ワット数を見ていると、勾配がキツくなると400Wを超えてきたり、
緩くなると230Wくらいになったりと、かなり変動します。

ヒルクライムだと一定の出力を維持しやすいと思っていたのですが、ワタクシは違うようです。

パワーメーターがあるとペーシングがしやすいとされているようですが、
そもそも自分に合ったペースが分からないので、やりようがありません。

普段のペースを刻みつつ、250Wを割りそうになったら踏んでみます。

これだけでも、キツくなる後半区間でタレそうになる自分にカツを入れられたので有意義でした。

なので、事前にコースプロファイルをチェックして、
平均の出力目標を決めていけば、さらにいい効果が出そうです。

そんなこんなで、頂上に。
14分3秒/平均293W
でした。

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2本目は、パワー値を見ないように登ってみることに。

その代わりに、セグメント画面を常に表示させて、バーチャルトレーナーと競争することにしました。
これはEdge 1000jの機能なんですが、
事前にPCから登録したセグメント区間が近付くと、お知らせしてくれるうえに、
自分とバーチャルトレーナーを表示して、どちらが先行しているか表示してくれます。

バーチャルトレーナーは、自己ベストや区間ベストから選べます。
ワタクシは自己ベストを設定しているので、自分との闘いです。

せっかくだから勝っちまおう!と勇んで漕ぎ始めましたが、
こいつが意外と強い。。苦笑

序盤区間ですでに30秒差をつけられてしまい、その後ジリジリと離されてしまいます。。
傾斜が緩やかな区間だと縮められるんですが、キツくなると自己ベストの方が強い。

先に自己ベストがゴールしてしまったので、なるべくタイム差がつかないように頑張ってゴール。

14分37秒/平均276W
でした。
※ラップを押したのが遅かったので誤差あり

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1本目:14分3秒 /平均293W
2本目:14分37秒/平均276W
ということで、
平均出力を17Wあげると、34秒タイムが短縮されています。

データが2つのみなので、予測も何もあったもんじゃありませんが、
単純計算で平均310W出せば、13分半を切れるということか。
13分半はStrava上でトップ5に入れるタイムなので、まずはそこを目指してみよう。

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続いて、大分市美術館へ。
自宅から近くて、程よく登れるので、新製品のトライアルとか時間が無いときに使っているコースです。

コースプロファイルは、
距離0.7km&平均勾配6.7%です。

距離は短いですが、途中10%超えが現れたりと、結構登り甲斐があります。

ここを3本登ってみました。

1本目:2分30秒/平均374W
2本目:2分56秒/平均320W
3本目:2分57秒/平均320W

3本目は2本目よりもタレた感じがしたが、出力は同じ。
タイムが遅いのは空気抵抗の影響でしょうか。

これによれば、
26秒のタイム短縮に、平均出力を54Wあげています。

自己ベストが2分26秒なので、平均383W出すと更新できるということでしょうか。

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というわけで、今後の記録更新に向けていいデータが取れました。
あとは、精進あるのみですね。