2015-01-12-17-02-33

Garmin 1000jを使い始めました。
といっても、体調を崩したり、がそく炎になったりであまりツーリングに連れ出せていないんですが。。

でも、ファーストインプレッションを記録する分にはよかろうと思い、書き留めてみます。


【いいなと思ったところ】 

1.表示項目が多い
画面が大きいので、一度にたくさんの情報を表示できます。
500でもページを送れば情報を表示できますが、ボタンを押すという行為なしに一目で把握できるのは意外と楽です。

2.GPS測位能力が秀逸
500だとバイクを外に出してから、衛星を捕捉するまで結構待たされましたが、1000はかなり早いです。ストレスに感じません。
そして、かなり正確にルートを捉えてくれます。500だとログを見返した時に所々線が真っ直ぐになっていて、特に峠を攻めた時には、「この九十九折りをキレイにトレースして欲しいんだよなぁ、せっかく制覇したんだから」とPCの画面を前にして思うことがありましたが、そんなことは起こらなそうです。
こまかいカーブもキチンと記録してくれています。
これなら九十九折り区間も楽しみです。

3.ナビ機能が優秀
ナビ機能にストレスが全くありません。そうは言っても自転車用だろうとタカをくくっていたら、クルマ用にも使えるのではと思わせる使い勝手です。
まずは自車の場所が正確。これは、GPSのおかげですね。でもナビには最も重要なポイントだと思います。おかげで表示される地図と自車の位置がズレることなく進んでいくので、安心してナビに進路を委ねることが出来ます。
そして、リルートも早い。
ロードバイクの良さの一つに、この道面白そうと思ったらフラッと入れることがあると思いますが、指示されているルートではない道に入っても即座にルートから外れたことを認識して、リルートしてくれます。
なので、決められたコースだけを行くのではなく、所々で自分の気持ちが赴くままにペダルをこげます。

4.トリップ作成機能が面白そう
この機能はまだ使いこなせていないですが、走りたい距離のコースをラウンドトリップで作成してくれるものです。
例えば100kmを指定すると、獲得標高付きのコース案をいくつか示してくれます。
その中からコースを確認して、スタートすればあとは1000のナビ通りに進めば100km走れるというもの。
今日は100km走りたいけど、コースもネタが尽きてきたなぁという時によさそうです。

5.セグメント機能は今後の拡がりに期待
1000の目玉機能の一つかと思いますが、セグメント機能は面白いと思います。
事前にダウンロードしたセグメント近くに来ると、アラームが鳴ってお知らせしてくれて、区間スタートとゴールをナビ付きで示してくれるもの。
例えば、大分の銭瓶峠を一人で走るときに勝手にタイムトライアルをすることができます。
サイコンから「もうすぐ計測地点ですよ」と促されると気分が引き締まりますし、自分でストップウォッチで測る必要もないし、同じ区間を正確に計測することが可能です。
今後の課題は、セグメント自体の数が少ないことでしょうね。
先行するStravaよりもまだまだ少ない印象。
Garminユーザーは多いはずなので、周知が進めばさらに楽しくなると思います。
自分でもセグメントを作成できるので、適宜つくってみようかな。


 
【いまいちだなと思うところ】

1.電池の持ちが悪い
唯一で最大のウィークポイントといってもいいんではないでしょうか。
500に比べて明らかに減りが早いです。
公称では15時間となっているようですが、体感的にはもっと少なそうです。
ナビ機能を使うと減りが早いですね。
バッテリー表示が%で分かるので管理はしやすいですが、 その分気になってしまいます。
バックライトを暗くしたり、WiFiやBluetoothの自動接続をOffにしたりと、細かい節電を積み重ねて延命を検証してみます。
が、ブルべでは外部電源は絶対必要ですね。

2.重い
500と比べて重くなったのは、やっぱりディスアドバンテージでしょうね。
感覚的にハンドル回りの変化は感じませんが、大きいだけに数値以上に重そうに感じてしまうのが難点。。
でも、Cannondale GarminのチームバイクにEdge1000がついていました
もしレースでも使われるのであれば、重量は気にならなくなる気がするミーハー男でした。

2.純正マウントの主張が激しい
これは個人差があると思いますが、純正マウントの幅が広いのが目について、アンバランス感が気になります。
ずっと目に付く箇所なので、一度気になるとなかなか。。 



【まとめ】

Di2との連動や拡張性、新型ケイデンス/スピードセンサーに惹かれて購入した1000ですが、どうやらファームアップで前者は他のシリーズでも対応されている模様ですし、後者の新型センサーも(ちと高いですが)別途購入できます。
特にファームアップに気が付いたのが購入後だったので、「やられた!510jでよかったんではないか!?」との後悔が頭をよぎりました。
「まぁまぁ、500を持っているんだから」と自分をなぐさめましたが。。

こうなると、重量にシビアな方でない限り、510と1000の差別化はナビ機能に絞られると思います。
810は分かりませんが、1000のナビ機能は本当に優秀です。 
こいつと一緒ならどこに行っても大丈夫と思わせる安心感があります。
フラフラと何も考えずに往路を進んで、どこまで来たか分からないけどさぁ帰ろうという気ままなツーリングで力を発揮するでしょうし、そんなスタイルが結構好きです。

だからこそ、バッテリーの減りは気になるポイント。
今後お付き合いを深めていくなかで、減り具合の勘どころを探って上手にお付き合いしたいと思います。