お盆休みを頂戴して、妻の理解も得て、ツーリングに出かけることに。
初めての土地、どこに行っても初めてな訳で、google mapとにらめっこ。

すると、すぐ近くに「峠」と名のつく場所が。
猿で有名な高崎山の裏手にある模様。

まずはそこから行ってみることに。
地図上で1となっている場所ですね。
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西大分駅から早速登り開始。
途中で神社なんかもあり、斜度もいい感じ。
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写真の場所は、ちょうど中腹辺りでしょうか。
聞いて下さい、ここで自宅から20分チョットです!
信じられません。
もう奥多摩なイメージ。

河川沿いのサイクリングロードも、奥多摩な峠道も近くにあるなんて、なんて贅沢なんでしょうか。

いや〜、大分っていいところだなぁと思いながらペダルを回していると、頂上に到着。
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銭瓶峠(ぜにがめ)という峠です。
その昔は、海沿いの道が危なかったので、こちらの峠道がメインだったとか。

大分の初峠であるわけで、記念撮影をしてました。
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すると、反対側からローディが登ってきました。
挨拶をすると、気さくな方でその場でお話タイムに。
すると、その方が自宅から最も近いプロショップのチームに入っておられることが判明。
なんて偶然。

うれしくなって、図々しくもご一緒しませんかとお誘いしたところ、快諾。
銭瓶峠は地元のローディには有名な練習コースになっているようで、軽く周回しましょうと出発。

同じ道をもう一度登ってくることになったわけですが、かなり速い方。
どんどんと差をつけられ、いなくなってしまいました。

ようやく頂上に到着すると、今度はその方が別のチームジャージを着た3名のローディと話してました。
ワタクシも挨拶しながら合流すると、またお話タイム。
転勤してきて、今日が初めての峠であることもお伝えしたところ、その場の流れで「じゃあ、ご一緒しますか! 」と。
3名の方が予定していた練習コースにお付き合いさせて頂くことに。
ちなみに、最初にお会いした方も一緒で、合計5名のグループに。

独ぼっちで登っていたはずが、1時間もしないうちに5名で走っている状態に、大分県民の気さくさ、暖かさを感じまくりです。  
5名で向かったのは、鳥越峠(地図の2)を越えた4のルート。
ここは、半端ないキツさでした。
20%近い斜度が続くうえ、道もクルマ一台が通れるくらいの幅。
さらに面白いのが、普通に集落を通っている道で、おばちゃんがゴミ出しをしている脇を前輪が浮きそうになりながら必死でペダルを回しているという構図。 

大分自動車道を通過してから、少し斜度が落ち着きますが、それでも平均10%くらい。 
1ヶ月振りの峠だからか、もう脚がパンパン。

そして、新たにご一緒した3名も、ホントに速いし強い。
グングンと進んで、また見えなくなりました。
中でも、お一人女性の方がいたんですが、この方にも簡単に抜かれて見えなくなってしまいました。
お聞きすると、ヒルクラの大会で優勝するほどの実力。
参りました。

独りだったら絶対に下って平坦路を選択していましたが、美味しいマンゴーソフトが食べられますよ!という励ましと、皆さんの素敵な笑顔に癒されて、志高湖まで登りました。
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いや〜美味しかった!

キレイな湖です。
この脇に水を汲める場所もあり、ボトルに給水できました。
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この後のコースどうしましょうかと相談開始。
すでに最後まで一緒であることが前提に。笑
本当にいい方ばかり。

結局、城島高原抜けてAPU(立命館アジア太平洋大学)を通るコースにしましょうと再出発。
地元の方に付いていくのが一番安心です。

途中スゴく景色のいいところをたくさん通ったんですが、皆さんに付いていくのが精一杯で写真を撮る暇がありませんでした。
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晴れていたら、絶対にキレイですね。


途中で見つけた温泉が素敵そうだったので、帰ってからツマと行ったほどでした。
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みょうばん温泉といって、こんな施設の内部で、湯の花をつくっているようです。
湯煙で蒸してつくったプリンも美味でしたよ。
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そんなこんなで、非常に充実したライドとなりました。
87kmで1,700upですから、なかなかの山岳ステージでした。
ちなみに、峠と名のついていない3の場所が、最も標高の高いポイントでした。


大分県でロードバイクに乗ると、非常に密度の濃いライドが楽しめるのは間違いなさそうです。
人も素晴らしいですし。
これからもいいコースを開拓していきます。