前菜とスープに続けて、いよいよメインです。

長野原草津口駅から草津温泉に行くには、白砂川に沿って六合を通って行くルート(こちらも292号?)と、群馬大津駅を過ぎて292号を登って行くルートと2つあるようですが、JRバスが後者で行っているのを見て、メジャーなのかと思い、後者を選択。

交差点にセブンがあったので、補給がてら休憩。
長野側から渋峠を越えてきた方とお話ししたりで、渋峠への期待が高まります。
いよいよ登るんだという気持ちです。


そして、草津温泉に向けて走り出しますが、この区間が結構こたえました。
斜度がキツいうえに、景色がほとんど変わらないし、クルマが多いし、JRバスの排気ガスが惨いしで、苦行の区間でした。
渋峠に登るための試練かと思うほど。
六合のルートの方が良かったのかしら。

脚を削られながら、ようやく左折して渋峠に向かう交差点(ホテル櫻井があるところ)まで到着。
どうやら左折するとそのまま渋峠へのヒルクラが始まる模様。
せっかく草津温泉に来たんだから、名物の湯畑は見ておきたい!
調べてみると、交差点を右折した先にある模様。
右を向くと、若干の下り。
それを見て、位置エネルギーを解放するのがイヤだなぁと思うほど、脚を削られていた状態でしたが、見たい気持ちが勝って湯畑に向かいます。

GWということで、たくさんの観光客がいました。
そんな中、ピタピタのジャージ姿でバイクを押して、写真を撮って参りました。
皆さんに見てみぬ振りをして頂きました。苦笑

ちなみに、湯畑周辺は工事が進められていて、もっとキレイになりそうでした。
温泉地が活性化するのは嬉しいですね。
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spacewalkerさんが買われていたお店で、妻へのお土産もゲットしました。
甘さ控えめで美味しいおまんじゅうでした。
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草津温泉に足跡を残して満足したところで、いよいよ渋峠へのアタック開始です!
両脇の樹木もだいぶ背が低くなっています。
先に見える山が渋峠なのかな。
気温もだいぶ低くなってきました。
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登って行くにつれて、森林限界が近付いてきました。
と同時に景色も素晴らしくなっていきます。

ロープウェイの山麓駅辺りから高い樹木がなくなって、景色が一気に拡がっていきます。
この辺りなんて、ホントに気持ちよかったです。
雰囲気が浄土平に似ているなと感じました。
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途中には、『絶対に駐停車禁止』区間があり、ものすごい硫黄臭が。
吸わないわけにいかないので、臭い!と言いながら通り抜けます。
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だいぶ標高も高くなってきたからでしょうか、視界に青空しかない区間も出てきて、ホントに気持ちいいです。
自分が何処を走っているのか分からないと感じるほど、非現実的な景色です。
クルマだったら、スゴいと思いながら客観的に景色を評価して終わりそうですが、
自分の脚で登っているからこそ、この景色との一体感を感じられたんじゃないかと。
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残念ながら、白根山に近付くにつれて、天気が悪くなっていきました。
ガスが立ちこめて、視界が悪いんです。
気温もドンドンと低くなって、ダウンヒルの前にウインドブレーカーを着込んだほど。
山の天気は侮れません。
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この調子だと、雪の壁あたりの視界が悪そうだなと思いながら、白根山に到着。
もう相当ガスっていて、周囲の景色が全く見えません。
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天気には勝てませんから、景色を楽しむのは諦めて、目標である雪の壁と、日本国道の最高地点を目指します。
もう少し頑張るぞ!と気合いを入れて再スタート。

途中に中央分水嶺の碑がありました。
太平洋側と日本海側の分岐でもあるんですね。

ガスっていて景色が全く見えないので、楽しさが半減です。
目標地点が近付いているのかも分かりませんが、Garminの高度計とにらめっこしながら、標高が上がっていることを励みに重いペダルを漕ぎ続けます。

すると、旧に両サイドに雪が見え始めました。
もしや!と思ったら、突如として出現しました、雪の壁。
景色は残念ながら、こんな感じですが、ついに到着です。
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景色が悪いからか、クルマもバイクもいませんでした。
皆さん、天気をちゃんとチェックしているんでしょうかね。

壁の高さはまだ十分残っていました。
ざっと5mはあるでしょうか。
見られて嬉しいのは間違いないですが、天気のいい時に来たかったなぁ。
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国道最高地点は、もう少し先。
寒さにもやられて、テンションも上がりませんが、ゴールだけを目標に向かっていきます。
相変わらずGarminの高度計が頼りです。
2,200mを表示しようかというころ、視界の右前方に駐車出来そうなスペースが。
もしや!?と期待しながら近付くと、ブログで見たことのあるモニュメントが!
思わず「来たこれ〜!!」と叫びながら、ついにたどり着きました!!

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日本国道の、最高地点です。
でも、何にも見えません。
ついでに小雨も降ってきていて、メチャクチャ寒かったです。

一通り記念撮影を終えると、そそくさとダウンヒルを始めます。
これがまた大変でした。
気候が良ければ最高のダウンヒルなんでしょうが、まったく先が見えないうえに、寒くて手がかじかんで仕方ない。ハーフグローブしか持ってきていなかったので、もう指先の感覚がありません。

渋峠ホテルで、写真を撮りつつ、念のため持ってきていた冬用のアームカバーを装着して、輪行用のパンツを上から履いて本日一番あったかい服装にしました。

ちなみに、ホテルの駐車場にBridgestone Anchorのサポートカーらしき車両が。
これって、本物のプロの方々ってことですよね。
渋峠でトレーニングされていたんでしょうか。
クルマに乗り込んで、華麗に走り去ってしまいました。
こんな天気じゃ、危ないだけでトレーニングにならないですもんね。。
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ほうほうの体で湯田中まで下ってきました。
本当は長野まで自走するつもりでしたが、気力がなくなってしまったので、湯田中駅から長野電鉄で輪行。
湯田中駅は温泉が併設されている気の利いた駅ですが、帰りの電車の時間から直帰を選択。
暖まったら帰る気がなくなりそうだったし。
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ちなみに、長野電鉄の特急列車の車両は、成田エクスプレスとロマンスカーの中古を使っていました。
ワタクシは成田エクスプレスに乗って帰りましたが、途中の駅でロマンスカーと同時に停車するという面白い景色も見ることが出来ました。

そして、長野駅からあさまに乗って帰るわけですが、ここでは新型のE7系に乗れました。
北陸新幹線用にデビューしたての車両です。
ちょっと得した気分。

帰りはK君とビールでプチお疲れ会。
飲みながら帰れるのも輪行のメリットですね。
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天気のいい渋峠を見たいという名残は残りましたが、登ることが出来て良かったです。
というより、また渋峠に行く口実が出来たので、天気のいい日に是非リベンジしたいですね。
今度は長野側から登るのもありかも。

やっぱり日本にはまだまだ素敵な景色がありますね!