Lookのシートポストを調整してみました。
見た目と高さを変えたいと思い立った次第です。

Lookといえば、E-Postです。
ISPではありますが、スペーサーを挿入することで、最大3cmまで高さを変更することが可能。

引っこ抜くと、こんな感じです。

なんだか無駄にパーツがあるような気がしますが、下にある2つの赤いパッドが、ねじを締めることによって圧迫されて広がることで、フレームに固定する作りになっています。
トルクレンチを持っていないので、適当な頃合いで締めちゃいましたが。。

一番上の赤いエラストマーは、異なる固さのものに変えることで乗り味を変えることが可能です。
黒が一番固くて、グレーが一番柔らかい、赤はその真ん中、だそうです。

このエラストマーの上に付属のスペーサーを追加して、フレームに差し込むことで、スペーサー分だけシートポストが高くなるという構造になっています。
3cm分のスペーサーを追加すると、エラストマーに記載されているSTOP Lineに到達しちゃう訳ですね。

逆に言えば、3cmのスペーサーが入っても、きちんと強度をもってフレームに差し込めるように、パッドとスペーサー分だけの長さを確保してるんでしょうね。

スペーサーは、これだけのものが付属してきます。
1cm×3、5mm×1、2.5mm×1、1.25mm×1の6種類です。
組み合わせれば、様々な高さに対応します。
素人には十分なバリエーションではないかと。

今回は、エラストマーを黒に変更し、スペーサーを追加して少しシートを高くしました。

エラストマーを黒にしたのは、単純に見た目の理由から。

デフォルトでは赤いエラストマーで、シートポストに赤いラインが入っているのが、Look車の印象として強いんですが、どうもシートポストのスッとした出で立ちを途中で分断しているような感じも受けるんですね。

せっかくシートポスト自体が黒のヌードカーボンなんだから、エラストマーの色も合わせたら、よりスタイリッシュななるんではないかと。

そして、ついでに高さも変えてみて、ベストなサドル高を確認してみたいと思った次第です。

変えた後の姿はこんな感じ。

ちなみに変える前はこんな。

どうでしょう、シートポストが高くなった気がするのはワタクシだけでしょうか。

写真の構図もちがいますが、シートポストとしての一体感が強くなったような。

黒の見た目の方が好みです。

スペーサーは、最初に1cmを入れてみたところ、さすがに高く感じたので、5mmにしてみました。

この状態で新年初ライドに行ってきた訳ですが、乗り心地に関しては、よく分かりませんでした… エラストマーを変えると全然違いますよ!とショップの店員さんは言ってましたが、鈍感なワタクシのケツでは…

あと、高さに関しては、ペダリングが少しやりにくく感じたので、スペーサーを2.5mmに変えてみました。

当面は、このセッティングでいきたいと思います!

このLookのE-Post、様々な評判があるようです。確かに高さの調整は激しく面倒。頻繁に調整したい方には向いてないでしょうね。

ワタクシのように、ほとんど変えない人には、ISPの美しさと、高さ調整の実用性のバランスをとったアイディア商品に思えました。